2012年10月29日月曜日

秋のポルトガル

この季節、どんどん寒く、暗くなる北欧。
やはり暖かそうな場所へ出かけたくなります。
ついでに美味しいお酒とご飯があれば言うことなし。
ということで、秋のポルトガルへ出かけてみました。

今回は、首都リスボンではなく、そこから約200kmほど北にある
ドウロ川河口に広がる街、ポルトへの旅です。
かつて貿易の要所として栄えたポルトガルと言う国名発祥の地、
有名なのは・・・お酒好きな方、お分かりですね。
そう、ポートワインです。
もちろんポートワインだけでなく、ドウロ川沿いでは
美味しい赤白ワインが作られています。

お酒の話はまた少し後にして。
気温一桁台のヘルシンキから経由便にてポルトへ到着。
朝晩は12~13度にはなるものの、日中は20度を超える暖かさ。
まだ半袖一枚で歩ける!(10月初旬)


世界遺産「ポルトの歴史地区」の丘の上に立つカテドラル






















ポルトガルは全般的に安く、小奇麗な宿泊施設が多くあります。
ポルトだと、中心部のサン・ベント駅周辺や中心部からは少し離れた場所にも
様々な宿泊施設がありますが、駅から徒歩10~15分ほどのドウロ川沿いはなかなか便利です。

観光の中心になるのはやはりサン・ベント駅でしょうか。
駅建物も見応えがあります。


駅構内




アズレージョ(装飾タイル)に飾られています




アズレージョは街のあちこちで見かけられます





















今回宿泊したのは、サン・ベント駅から坂を下って徒歩10分ちょっと、ドウロ川沿いの一軒。
窓を開けると、ドウロ川に架かるドン・ルイス1世橋とその奥のセーラ・ド・ピラール修道院が。




部屋の窓から













到着したのは夜だったので、最初の眺めはコレ

翌朝










ドウロ川の北側は起伏の多い丘陵地の歴史地区で南側には多くのワイナりーがあります。
川で二分されているためいくつか橋が架かっており、ドウロ川クルーズでは橋を巡って景色を楽しめます。

一番目立つのはこの橋でしょうか・・・


ドン・ルイス一世橋
1886年建造の二重構造橋



下は歩道+車道があり、多くの人々が南北を行き来しています。
ドウロ川沿いに宿泊すれば対岸もすぐです。

上には歩道+線路があります。

橋の上を歩いて対岸へ
橋の下を覗いたり、みんなのーんびり


ガタゴトという音に振り向くとメトロが
速度は緩く、やっぱりみんなのんびり

川沿いはカフェや食堂、ホテルなど
クルーズ発着所も




この写真でも分かるでしょうか、丘の上に積み重なるように建てられている街並み。
見た目どおり街中の散策も坂道だらけでしっかり汗をかきました。


対岸へ到着
坂道の多いポルトの歴史地区


ドウロ川クルーズは数社運航してるので、簡単に乗船できます。

 
ドン・ルイス一世橋と歴史地区対岸にある
セーラ・ド・ピラール修道院 夜景がものすごく綺麗です




















そして歴史地区の対岸にあるワイナりーの数々。
今回は、その中のひとつ、Sandemanにお邪魔してみました。
入った瞬間、お醤油のような香りが・・・

ドウロ渓谷から運ばれた樽がずらりと並んでいます。
樽、タル、たる!!!



















ポートワインにはwhite(白)、tawny(赤、褐色?)そしてruby(深い赤)の三種があるそう。
お気に入りの味を探してみるのも楽しいですね。


お約束(メインイベント)の試飲
左はwhite、右はtawny
良い香り・・・
























そしてお食事。
以前リスボンを訪れたことがあるのですが、その時も
素材の味を生かしたシンプルな味付けの美味しさや
日本食と通じる味付けに感動したのですが、
今回もその期待は裏切られませんでした。


モツ煮込み
ホテル近くの路地を入ったところに並ぶ食堂の一軒で
10歳くらいの息子さんも一生懸命働いていた

B級グルメと言われるフランセズィーニャ
ハム、ソーセージ、チョリソ、ヒレ肉などのサンドイッチに
たっぷりチーズとトマトソースがかかっています
カロリー爆弾


















これが食べたかった、たこの天ぷら&たこライス
 
見て、このたこの分厚さ






















ポルトはポルトガル第二の都市でありながら、どこかのんびりした雰囲気。
ぜひ美味しいシーフードとお酒を楽しむ大人の週末にお出かけください。

(ヘルシンキ支店H)

2012年10月22日月曜日

北イタリア、芸術の秋、食欲の秋 -新堀ギターオーケストラコンサート+SALONE DEL GUSTO&アルバ白トリュフ祭り-

朝が冷え込むようになってきて、最低気温が10度を割り始め、
空気が湿って、1日中どんよりした灰色の空を見上げることが多くなると、
あぁ、いよいよミラノにも秋が来たな~、と感じます。

太陽がまぶしく、みんながバカンスの話ばかりしていた夏を過ぎると、
一瞬、周りの景色が殺風景でつまらないような気がしますが、
どうしてどうして、イタリアの秋も捨てたものではありません。

まずは、芸術の秋”
本格的にスカラ座のオペラが開幕するのは12月7日まではまだ時間がありますが、
秋の景色に芸心を刺激されるのは世界共通なのか、
オーケストラのコンサートが各地で催されます。
その中でも、ひとつ興味のあるコンサートをご紹介させて頂きます。
オーケストラのほとんどがギターだけで構成された、「新堀オーケストラ」コンサートです。
新堀ギターフィルハーモニーオーケストラ

 オーケストラの55周年を記念して行われる海外公演が、
11月16日はミラノのコンセルバトーリオ、
11月17日はヴェネチアのサンタ・マリア・デッラ・ピエタ教会で行われます。
日本でコンサートに行かれている方も、
25種類もの異なるギター130台が奏でる音をイタリアの会場で聴くとあれば、
また違った雰囲気が味わえるかと思います。
www.130guitar-orchestra.com
チケットは、VIVATICKETからお求め頂けます。


そして「食欲の秋」を飾るのは、
まずはトリノで行われる食の祭典「SALONE DEL GUSTO」。
10月25日-29日とすぐの会期のイベントのご案内になってしまいますが、
毎年世界中から参加者、観光者が訪れるイベントです。
マーケットプレイスでは、世界中の名産品を試食、購入ができ、
また、食に関するシンポジウムや食育の為の子供向け授業、
無駄を出さない為の料理教室や野菜の育て方教室なども開催されます。
今年のスローガンは「食は世界を変える」。
1日会場にいれば、食への見識が必ず広がること請け合いです。
October 25-29, 2012
Lingotto Fiere, Via Nizza 280, Turin, Italy
Info tel. 0172 419611

Thursday October 25 – Sunday October 28
: 11 am to 11 pm
Monday October 29
: 11 am to 8 pm

Standard one-day entry fee: €20




そして秋の味覚といえば、なんといっても白トリュフ。
アルバのトリュフ祭りは、会期も長く、街をあげての大騒ぎ。
トリュフの販売はもちろんのこと、ワインのテイスティング、ウォーキングツアー、
民族衣装での行進など、イベントが満載。

スローフードの発祥地ブラや、ワインの産地ランゲ地方もあわせて旅すれば、
ピエモンテ地方の食の虜になること請け合いです。


トリノもアルバも、どちらもミラノから日帰り圏内ですが、
食事とお酒を楽しむなら、せめて1泊されることをお勧めします。

各地への電車やドライバー付きの専用車、宿の手配は、JTBミラノ支店までどうぞ。
メールアドレスはこちら→booking-jp@jtb-europe.com

ミラノ支店 N

2012年10月16日火曜日

ストックホルムの居酒屋さん ブルーライトヨコハマ

秋のような夏に引き続き、冬のような秋真っ只中のストックホルム、今回は食欲の秋にちなんで、ストックホルムで本格的な和食が食べたいならここ!というおすすめレストランを紹介します。


名前は『ブルーライトヨコハマ』(略してBLY)
お店の外観は地味
看板が小さいので見落とさないように

『日本人のように食べよう!』が合言葉。


店員さんのユニフォームの背中にも
『日本人みたいに食べよう』
居酒屋風に小皿をいろいろ取って、違う料理をたくさん味わってほしいという願いが込められています。
店長のトムさん(暗くてすみません!)
 (ウェブサイトはこちら。スウェーデン語ですが、メニューは日本語とスウェーデン語で書いてあります)


一皿一皿は、ヨーロッパ標準から見ると小さめ。1人で冷物1品、温物1品、巻物1つでちょうど満腹になるくらいです。2人で行っても4品か5品頼めるので、日本人的にはいろいろと味わえて嬉しいお店です。

今回食べたのは・・・・

刺身アボカドサラダ

チキン竜田揚げ
豚の角煮
あまりにも美味しそうで、写真を撮る前に
つついてしまいました
説明を追加

メインが多かったので、巻物はパスして白飯。これでおなかいっぱいです。

でも別腹デザートは・・・
自家製抹茶のアイスクリーム
どれもおいしく、おなかいっぱい、幸せいっぱいになりました。

おいしい日本酒もあります。スウェーデンはお酒の規制が厳しいので、限られたレストランでしか日本酒は飲めません。
ます酒 コップからあふれだすぐらいついでくれます


今回は頼みませんでしたが、おすしも人気。すしカウンターでは2人でひたすらおすしを握っています。巻物は、この店オリジナルが目白押し。(ウルトラマンロールとかレインボーロールとか名前も個性的) どれも美味しいので、何度も通っていろいろと試してみてください。


通常すしを握るのは2名
握り・巻きどちらもここで作ります
壁に書かれた鯉にも注目!

開店から1年半、何度も新聞などで紹介され、いつ行っても大賑わいのBLY。今年の秋から営業時間が22時までに延びました!それでも予約は絶対必要!土・日は12時から22時まで営業しているのでねらい目です。(定休は月曜日)

お店の奥はお座敷もあります

1日に4名以下の1グループのみに出される『レッドライトヨコハマ』メニュー(すしを含む5品とデザート。水~金の夕食のみ。営業日2日前までに要予約)や、グループ用お任せメニューなどもあります。予約時にご相談してみてください。(日本語可)

キッチュなインテリア
これはトイレ 懐かしいポスターの数々
 
場所は、地下鉄Medborgerplatsen(緑のライン、地下鉄中央駅:T-CentralenからSkapnack/Hagsetra/Farsta Strand行きに乗って3つ目)から徒歩10~15分。バスならすぐそばに停留所があります。地図はこちら

地方のショッピングセンターにも必ずすし屋があるというほど、浸透したすし人気ですが、逆にえせすし屋が増えすぎて、和食のクオリティーレベルは低下した感があります。BLYを見習って、おいしい和食屋がもっともっとストックホルムに増えることを切に願ってやみません!

(ストックホルム在住 S)

2012年10月8日月曜日

MSCクルーズ ヨットクラブの旅

MSCクルーズのヨットクラブってご存知ですか?

今回乗った船、MSCディヴィーナ

MSCクルーズの超大型船、ファンタジアクラスのクルーズ船3隻(注1)に設けられたスイートルーム利用者だけの特別なスペースのことです。大型ホテルのエグゼクティブフロアみたいなもの、と言えばわかりやすいでしょうか。『船の中にある特別な船』という意味だそうです。
(注1)2013年には4隻目のMSCプレチオーサが就航します。



専用レセプション

一般利用者が入れないヨットクラブ専用エリアには、キャビンのほかに、専用レセプション、ラウンジ、プール/ジャクージ/サンデッキ、プールサイドのバーがあります。

専用プール





お部屋には毎日フルーツが。
この日はマカロン付















プールサイドで行われるクイズ大会やサルサコースなど賑やかな様子を眺めるのも楽しいものの、たまには静かに読書に没頭したい・・・と言う時には、専用エリアの『ザ・ワン・プール』のサンデッキへ。
1日海上の日のプールデッキはこの賑わいぶり
 
同じ時刻、ヨットクラブ専用サンデッキ


トップセイルラウンジ



ヨットクラブでは、専用エリア内での飲み物がアルコールを含めてすべて無料!もちろん部屋のミニバーも無料です。

クルーズで面倒なのは飲み物が含まれていないこと。最初にドリンクパッケージを買っておくとか、注文する度にサインをするなどの手間があります。この手間から開放されるのはとっても楽!




眺めも最高です

ルームサービスも無料なので、部屋に持ってきてもらうのもいいですが、トップセイルラウンジに行けばすぐに飲み物が出され、ビュッフェコーナーには、時間に合わせて、軽い食事やおつまみが用意されています。

船の一番前で展望窓のあるこのラウンジは、グラスを片手に景色を楽しめる、いつ来ても落ち着ける場所です。




食事もヨットクラブ専用のレストランになります。

ヨットクラブ専用レストラン



メインダイニングでは、一度の1000人弱の人たちがテーブルに付くので、その様子は圧巻ですが、ヨットクラブのレストランでは静かな時間が過ごせます。




ここでの飲み物も無料!ワインは、本日の赤・白・ロゼがサービスされます。有料ですが、それ以外のワインもオーダーできます。その場合は、ワインリストを最初に頼んで下さい。(ワインリストを持っていると自動的にソムリエが来るので、特別なワインを注文しない時は最初からリストをもらわない方がいいですよ!)



バスタブ付 湯量も豊富


スイートキャビンはバスタブ付きなので、ゆっくり湯船に使ってリラックスするのもいいですが、すぐ下にあるスパへ専用エレベーターでバスローブのまま降りていけます。
クローゼットの中の
バスローブ








ヨットクラブ利用者は、アウレア・スパでのサウナとスチームバスの利用が無料です。








楽しいアクティビティ満載のクルーズの旅ですが、ヨットクラブを利用すれば、お部屋で、バルコニーで、そして専用ラウンジや専用プールで、ゆったりとした静かな時間も過ごせます。是非次回クルーズをご予約の際には、ご一考下さい。

MSCクルーズのご予約は、jp@jtbeurope.comまで!
(ストックホルム支店S)

2012年10月1日月曜日

ハンガリーにも海があるんです。

ハンガリーは内陸国。でも実はハンガリーにも海があるんです!
とは言っても、もちろん本当の海ではありません。ハンガリー人にとっての海、そう、バラトン湖です!!

バラトン湖は、直径77km、幅最大で14kmの湖で、中欧ヨーロッパ最大の大きさを誇ります。
私たちの感想は、「琵琶湖みたい。」

ハンガリー生活も5年目に突入しましたが、実は今までバラトン湖に遊びに行ったことがありませんでした。そこで、先日週末を利用して、湖岸の町、バラトンアルマーディへ行ってきました。

やってきましたバラトンアルマーディ!
ブダペストからバラトンアルマーディまでは、バスで1時間半~2時間程度かかります。
(電車だと2時間くらいです。)

バラトンアルマーディの町(シティ・センター)はとても小さく、バスターミナル、電車の駅がまとまっているので、便利です。
夕方バラトンアルマーディへ到着し、Ramada Resort Lake Balatonへチェックインした後は、早速夕食のレストランへ。




夕食はハラースレー(漁師のスープ)を選択しました。ハンガリーは海がないので、魚と言えばコイやなまずなどの淡水魚がほとんどです。普通淡水魚は、日本人には少し臭く感じられますが、パプリカをこれでもかと入れたハラースレーは、その臭みもおさえられ、 とても美味しかったです。やはり川、湖の近くに旅行する場合は、美味しい魚料理を味わいたいですね!

翌日はバラトン湖に沿って電車で南西へ移動し、バダチョニというを訪れました。

いかにも!という駅員さん

















この日の昼食はKisfaludy-ház Étterem というレストランでいただきました。このレストランは小高い丘の上にあり、とても眺めがきれいです。電車の駅から30分ほど坂道を上っていかなければいけないのですが、30分歩く価値はあり!という眺めでした。
坂の上から見たバラトン湖
ナマズのパプリカ煮込み


少し翳ってしまいましたが、レストランからの眺め
















バラトン湖周辺の町では、白ワインが有名です。
実はこのレストランへの坂道の周辺にも、多くのワイナリーが並んでいます。坂を下りながら、ちょっと休憩、ちょっと休憩とワイナリーに立ち寄った私たちでした。


ブドウ畑
美味しいワインになってね












最終日は、バラトン湖の中の半島ティハニと、バラトンフレドというもう一つの町を訪れました。
ティハニもこじんまりとした小さな町で、2本の塔が立つ修道院教会があります。半島の先端のカフェでお茶をしましたが、2階のテラス席から見るバラトン湖の景色は、本当に海岸にいるようでした。
ここは本当にハンガリー!?


バラトンフレドは、今回訪れた中では一番リゾート地らしい場所です。おしゃれなカフェやレストランが、湖岸に並んでいます。
町中にある心臓専門の病院の前には、コッシュートの泉と呼ばれている泉があります。ここからは、心臓疾患に効くという水が湧き出ており、療養に来た人や観光客が飲んでいきます。私も飲んでみましたが、そうですね、良薬口に苦し、というところでしょうか。

コッシュートの泉
水の味は・・・?

ハンガリー人の海、バラトン湖!是非一度訪れてみてください!
(ブダペスト支店T)