2012年9月24日月曜日

スパとビールを求めて~ドイツ、ケルン~

今回はパリ北駅から国際高速列車タリスに乗って3時間15分で気軽に行けるドイツ、ケルンの旅を紹介します。

フランスの新幹線TGVのひとつ、Thalys



刻印は忘れずに!

フランス発の列車の旅はまず出発駅で切符の刻印でスタート。日本と違い国際線と長距離列車乗り場には改札口がないのでこれを忘れると車内検札で罰金請求がくることがあります。






そして乗車。タリス一等では朝昼夕のお食事サービスがあります。温かい飲み物とバランスのいい食事が出てきて大満足!車内では無料でWIFIも利用できるので(一等のみ)あっという間にケルンに到着です。 


タリス一等車の朝食

こちらは夕食
 

 






ケルン中央駅を出ると世界遺産にも指定されているドイツで一番大きな大聖堂が目に入ります。


世界遺産ケルン大聖堂

建設に600年もかけただけあってその大きさに圧倒、内部ステンドグラスの美しさにも心打たれます。塔のてっぺんまで登ってケルンの町並みとライン川を見るのもお勧めです。大聖堂のすぐ横にはルードヴィッヒ美術館があり、キルヒナーやピカソ、アンディーウォーフォール、リキテンシュタインなど幅広い作品が見れます。

市内は歩いても十分回れるのでちょうどいい距離ですが、地下鉄や路面電車も充実しています。


ドナウ川を渡るケーブルカー


そして是非試してほしいのがライン川を渡るケーブルカーです。ケーブルカー乗り場横には10頭以上のゾウが飼育されているケルン動物園があるので子供たちと動物を見た後このケーブルカーに乗って約10分間の上空からのケルンの町並みの眺めは最高です。






そして到着後はお待ちかねのスパ、クラウディアス・テルメへ。

清潔で高級感漂うスパ(ケーブルカーからの眺め)


テーマ別の7つの温水プールと4つのサウナ、レストラン、野外デッキチェアエリア、室内休憩室があってとても広く、2時間、4時間、1日と入場料が分かれていますが2時間ではとても少なく1日いてもあきません。私は野外売店で買って庭のデッキチェアに寝ころがって太陽がさんさんと照る中、食べたパニーニと程よい甘さのチーズケーキが大好きになりました。館内では水着着用ですが、サウナエリアは男女混浴で衛生面の考慮から全裸となります。最初は違和感がありますが、慣れると他の人も気にならなくなり(誰も他人をじっと見ていません)自然と気持ちが開放されます。




冷たいビールを召し上がれ!

スパでくつろいだあとはもちろんビールで乾杯!市内にはドイツらしく沢山のビアホールがありますが、その中でもビール醸造所が経営している大聖堂近くのFrüh am Domは好ロケーションで活気があってサービスが早く、もちろん生ビールと食事も大満足、とてもよかったです。ケルンでは生ビールはジョッキでいっきに飲むのではなく、200mlの細長いグラスで冷たく泡がたっているうちに飲み、何杯もおかわりするのが主流のようです。


ドイツにいったらソーセージ

こんな楽しさ美味しさ満載のケルンにパリから気軽に行ける週末旅行はいかがでしょうか。

(パリ支店T)

<最後にひとこと>フランスに比較してドイツは物価が安い!食事はもちろん、ビオ製品も充実していてフランスの30%~50%安!日常生活品のお買い物もお勧めです。

2012年9月17日月曜日

世界遺産ハルシュタット=世界でもっとも美しい湖畔の村=


ザルツカンマーグートの奥深くにひっそりと佇むハルシュタット。世界遺産に登録された今でこそたくさんの観光客が訪れますが、それまではさぞや静かな村だったと思われます。


ザルツブルクからだと、バスで2回乗り換えて2時間半以上、電車だと一回乗り換えて2時間、(どちらも待ち合わせ時間なしの場合。バス・電車とも本数は多くありません)決してアクセスのいいところではありません。それだけに到着した時の喜びはひとしお。人には教えずに、自分だけの場所として取っておきたいようなところです。


列車で到着すると湖の対岸に着くので舟で村に渡ると聞いて、バードイシュルでバスから列車に乗り換え。
Bad Ischl駅に入ってくる列車


小さな駅舎


電車で到着すると、えっ?っと思うような小さな駅。写真の小屋の他にはほとんど何もありません。

駅の中ほどに船へ、と書いた看板があり、小さな下り坂の道を下りていくと、そこに渡し舟が待っていました。


小屋の向こうに渡し舟





乗客が全員乗り込むと出航!(ちなみに列車の時間に合わせて船が出るので、これに乗り遅れると次の列車が来るまで待たないといけなくなります。くれぐれも駅でのんびりくつろがないように!)
湖を横切って、ハルシュタットの村に近づいていきます。小さな船なので、いい場所を確保してカメラの用意を忘れずに!
湖にぎりぎりに建つ教会と街並み、そしてすぐ後ろに聳え立つ山が湖に映る様子が眺められます。村と湖の境目がわからないぐらい村は湖と一体化しています。

バスや車で村に入った人は、ぜひ湖の遊覧船に乗るかペダルボートなどを借りて、湖からの風景を楽しんで下さい。
船から見た風景


渡し舟は湖岸の教会の横に着きます。そこから湖岸と平行に走る村のメインストリートをにぎやかな方へ歩いていくと、村の中心の広場(マルクト広場)はすぐです。

村の中心 マルクト広場


広場の真ん中は噴水。それをぐるっと取り囲むように、レストランやお土産物や、アイスクリーム屋が立ち並び、広場から山側に行く道の奥には、雰囲気のよいホテルも見えます。どの建物も美しく保存され、どこをとっても絵になる風景です。








教会を背にぽつぽつと続くおみやげ物屋やレストランを見ながら歩いていきます。広場から離れると、山の斜面が迫ってきて、道に覆いかぶさるように家が建てられています。木造の家々は、マルクト広場とは違って色を塗っていませんが、軒の飾りや手すりなどに模様が凝らしてあって、どの家も美しく飾られています。




ザルツカンマーグートの村々、どこも掃除が行き届き、窓のプランターには色とりどりの花が飾られ、気持ちのいい場所ばかりでした。こんなきれいな村々で毎年休暇を過ごせるオーストリア人は幸せです。


バス乗り場


村は大きな道路に突き当たるところで終わっています。バス乗り場はここにあります。











ザルツブルク、ザルツカンマーグート・・・とザルツ=塩に関連する地名の多いこの地方ですが、ハルシュタットのHallも古代ケルト語の塩を意味するそうです。ハルシュタットのもうひとつの観光の目玉は岩塩鉱。トロッコで塩鉱の中に入って、先史時代までさかのぼるハルシュタットの塩鉱の歴史を見ることができます。残念ながら時間がなくて塩鉱の見学はできませんでしたが、お土産に食用の岩塩とバスソルトを買いました。



格別ここに行きたい!と思って行ったわけではなく、たまたま移動ルート上にあったので、ちょっと足を止めたザルツカンマーグートでしたが、想像以上に楽しい旅となりました。次回はもっと時間をかけてのんびり・じっくり見て回りたいところです。




ハルシュタット観光については、オーストリア観光局のホームページをご覧下さい。素早くザルツカンマーグートを観光したい方は、JTBマイバスのザルツカンマーグート半日観光をご利用下さい。バスや電車の時間を気にすることなくザルツカンマーグートを見て回れます。


《おまけ》
チロルの民族衣装、男性は半ズボンですよね。渡し舟の船員もポストバスの運転手もこれと同じような長さのズボン(しかも生地は普通のスーツのズボンのような)を履いていました。ウィーンでは見かけなかったので、ユニフォームなのか、この地方の男性特有のズボンなのか、クールビズなのか・・・・。
右が渡し舟の船員さん。みづらいですが、半ズボンです。

(ストックホルム支店S)

2012年9月10日月曜日

デザインの街 コペンハーゲン

久しぶりにコペンハーゲンへきました!
物価の安い国から物価の高い国へきたので、あっという間にお金が・・
もっと両替してくれば良かったと思いきや、小額でもクレジットカード支払いで全く問題ありません!(でもお金はなくなるんですけどね・・)

街をブラブラしていると、馬車が停まっているのを発見。洗練された街中でほのぼのとした風景に出会って、嬉しくなって思わずシャッターを押してしまいました。



ランチタイムに寄ったサンドイッチ屋さん
半地下にお店を構えており、階段を数段下りると小綺麗なカウンターに今日のお勧めメニューが書かれた黒板が目に入ります。デンマーク語で書かれていますが、質問すると丁寧に英語で説明してくれるのが嬉しいですね。生姜とオレンジのミックスジュースなども普通に販売されていて(しかも絞りたて!)、コペンっ子の健康志向の高さが垣間見られます。




スナックなども色使いが新鮮!思わず手にとってしまうのも、デザインセンスの良さでしょうか。原色やパステルカラーの色使いが新鮮です。


ジャムやペーストの瓶のデザインも素敵☆お土産に良さそうですね〜


こちらの瓶のデザインも、あまり見ないデザインで素敵!紫と黒の組み合わせなんて、普通は見難いので敬遠しそうですが、あえて使っているところが粋ですね。



今日のランチに選んだのはサーモンのサンドイッチ!ボリュームたっぷりで、サーモンとマヨネーズソースの相性もばっちりです。
運河沿いのベンチでくつろぎながら、がっつり頬張ってしまいました♪ サーモンのジューシーさと野菜のハーモニーがたまりません!普段あまりパンは食べませんが、異国に来るといろんなことが新鮮ですね。美味しく頂きました!


食べ物の次はやはりビール!
デンマークと言えば、カールスバーグが思い浮かびますが、コペンっ子曰く、「カールスバーグなんてダメよ。地ビールが美味しいんだから!」とのこと。
ということで、これまた半地下にある小さなバーに連れていかれました。ビールの種類はざっと20種類以上?

とりあえず一番人気のあるビールをと頼んで飲んでみたのがこれです。
ライチのようなお花の香りとは裏腹に、かなりビターなお味。しかし苦みが残らないスッキリとした飲み心地です。
地元のビールを飲んでみたい!という方は是非お試しあれ。
「少し高いワインにお金を払うくらいなら、地ビールを飲むわ」とビール党のコペンっ子は言っていましたが、それに納得です。



コペンハーゲンと言えば!
典型的なニューハウンの風景です。この日は雨が降ったりやんだり、若干肌寒く感じる日でしたが、そんなことはお構いなしに観光客で大賑わい。ポスターやポストカードで見慣れている風景のせいか、コペンらしさを感じさせてくれる場所の一つですね。カラフルな建物もまた味わいがあります。




コペンの広告&看板
街中を散歩しているとシンプルだけど温かみのある広告を多く見かけます。色も数色使っているのに統一感があり、目に入りやすいですね。

 こちらはデパートの外側に一列に並んだ広告です。
(写真は見やすくするために一部加工)
3mくらいの大きさで迫力のある広告ですが、特にパンの写真がとっても美味しそうで思わず買いに行きたくなりました。カラーも統一感と清潔感があり、気持ちのよい広告だと思いました。


日本か!?と思ってしまうくらいなじんでいた和食屋さんの看板です。
夕方の暗い青空とすき焼きの白い字のコントラストが素敵です。お店もこの看板につられて入ったお客さんで賑わっていました。フォントもホッとする温かさがありますね。


まだまだご紹介したい事が沢山ありますが、続きは是非ご自分の目でご覧あれ!



(チェコ在住M)
*今回のブログは、チェコ在住の方に特別ゲストで投稿していただきました。

2012年9月3日月曜日

これはお勧め!ボリショイ劇場バックステージツアー

ロシア芸術の素晴らしさを体感!
生まれ変わったボリショイ劇場を見学しよう!

皆さん、ボリショイ劇場本館の日本語のバックステージツアーがあるのをご存知ですか?

今日は、モスクワにいらしたらぜひご体験いただきたい人気プログラム、ボリショイ劇場本館の日本語バックステージツアーをご紹介します。


要所要所で説明してくれる山本さん
ここは1階客席




ツアーガイドは、モスクワのバレエ学校卒業後、Kバレエで踊っていた元バレリーナの山本萌生(もえは)さん。舞台を知り尽くした元バレリーナならではの説明は非常に分かりやすく、バレエの事があまり分からない人でも楽しめます。


  





劇場内のスケジュールはその時上演されている演目や、ダンサー達の都合により変更したりするので、見学順路は毎回同じではありませんが、この日はこんな順序で見学しました。

1.ホワイエ(上演が始まる前や幕間に観客がくつろぐ場所)

まずここで、山本さんから劇場の概要と歴史の簡単な説明を受けて、ツアーがスタート。


ホワイエは、特に椅子があるわけではありませんが、
幕間に、おしゃべりしたりしてちょっと寛げる場所です


2.特別展示室(時期により展示内容は異なります)


この日は1952年から1982年まで、ボリショイ劇場のオペラの総監督を務めた、ボリス・ポクロフスキーに関するものが展示されていました。


3.皇帝の間(大・小)

昔、皇帝の謁見の間として使われていた部屋です。

皇帝の間は2部屋あり、こちらが大きいほう


こちらは小さいほうの部屋 ここで謁見が行われました


4.一階観客席


一階観客席
手前がパルテールと呼ばれる平土間



5.皇帝席(貴賓席)


オープニングコンサートの時にメドヴェージェフ元大統領(現首相)が奥様と座っていた席。
そういえば「眠れる森の美女」の時には、メドヴェージェフ元大統領とカザフのナザレバーエフ大統領が並んで座っていたことを思い出しました。
バルコンが少し前に突き出た形になっているので、すごく舞台が近い!まるで自分の為だけに上演されているような錯覚をしてしまうような席です。
警備の都合上、写真撮影禁止、内務省の許可なしでは入ることはできません。
ロシア語ツアーの見学コースには入っておらず、この部屋に入れるのはこのツアーだけの特典です!


6.第四ヤルス(天井桟敷)の観客席

第四ヤルス(天井桟敷)から見た舞台はこんな感じ
高い!!


7.大リハーサルルームにてバレエ「ファラオの娘」の練習風景を見学
約20分ほど見学。ここも撮影禁止です。
リハーサルを見られるかどうかはその日の劇場のスケジュールによります。


8.舞台袖


舞台上にはオペラの新作「チャロデイカ」のセットが
置かれていました


ラッキーなことに、この日は舞台に立つことができました!
*劇場の都合により、舞台には上がれない場合もあります。


9.地下の「ベートーベンホール」

コンサートやイベントなど多目的に使えるホールです。




ロシアバレエに見せられた山本さん
バレエと劇場についてわかりやすく
教えてくださいました


ロシアで生活していると分かりますが、ここではバレエやオペラや観劇は特別なものではなく、一般の人たちにとって身近で親しみのあるものです。そんな風に日本人にもバレエを身近に感じてもらえたらと思ったのが、山本さんがこのお仕事を始めるきっかけだったそう。



ロシアの顔と言われているボリショイ劇場。6年の修理を経て、2011年10月に本館がリニューアルオープンしました。ぜひ、その歴史と伝統を肌で感じてください。

(あーしゃ/モスクワ在住フリーライター)
*この記事はネットトラベルサービス、ロシア情報ブログPrivetより許可を得て転載しています。