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ロンドン・パリ・アムステルダム・フランクフルト・ローマ・バルセロナ・マドリード・モスクワ・ヘルシンキ・オスロ・ストックホルム・コペンハーゲン・プラハ・ブダペスト在住の私たちが、 新鮮な旅行情報を交代でお知らせします!

2011年9月26日月曜日

青空のクリスマス・イン・スペイン

青空のクリスマス・イン・ スペイン!》


こんにちは。マドリード支店です。
”残暑お見舞い申し上げます・・・・”という言葉がつい先週まで通用するマドリードでしたが、
9月も20日を過ぎてやっと秋らしい気候になってきました。
スペインの年末ジャンボ宝くじ(クリスマスくじ)も、早くも売り出し開始!
これから少しずつ寒くなり、10月の中旬にはあらゆるお店でクリスマスのデコレーションを売り出し始めます。
12月に入り6日の憲法記念日、8日の無原罪のお宿りの飛び石連休を皮切りにイルミネーションも灯火し、街は本格的にクリスマスムードに突入。
冬のカトリックの祭典は1月6日東方三賢人の祝日までスペイン全国で続きます。
厳かな雰囲気で純カトリックなイメージのマドリードはもちろん、歴史的にイスラム文化が根強く残っている南のアンダルシア地方も例外ではありません。

『ヨーロッパのクリスマス=寒い』というイメージがあるかもしれませんが、そんなイメージは今年のアンダルシア地方で払拭しましょう!
            
今回は、56日の年末マドリード・アンダルシア・ツアーを写真とツアー行程に沿ったご説明でバーチャル体験頂きます。
 少しでも暖かい年末を過ごしたいという方、56日でマドリードとアンダルシア地方を効率よく周遊してみませんか?( 現地ではもちろん、日本語ガイド・アシスタント付き!)


12月26日(月)各都市よりマドリード入り
バラハス空港ターミナル4
マドリード到着後、各自ホテルにご移動、チェックインをお済ませ下さい。

2006年にオープンした、建築家リチャ-ド・ロジャースによるT4のうねるような竹製の天井はとってもユニーク。王立英国建築協会の2006年スタ-リング賞を受賞しました。(ワン・ワールド加盟航空会社はターミナル4に到着。)
夕 食はフリーとなりますが、マドリードに早く到着された方は自由に観光、または以下のOPツアーをお楽しみいただけます。


マドリードのクリスマス・イルミネーション

《OPツアー》
ソフィア王妃芸術センターとマヨール広場のクリスマス市。ソフィア王妃芸術センターでは、ピカソの大作ゲルニカをご鑑賞いただきます。
(日本語ガイド付き)



一度は見てみたいタブラオ(フラメンコ・レストラン)での
白熱したショー。
眠気も覚める(?)迫力!!









 《OPツアー》

マドリードのパノラマ・クリスマス・イルミネーションとフラメンコ・ディナー・ショー(日本語アシスタント)


12月27日(火) 午前トレド半日観光
トレド:街の表玄関ビサグラ新門
   
 マドリードが首都になる1561年まで、トレドは政治・経済の大変主要な街でした。また約400年間支配したイスラム教をはじめキリスト教、ユダヤ教の影響が街全体に独特な雰囲気を醸し出しています。この世界遺産古都トレドを日本語ガイド付きで観光します。

観光箇所:カテドラル(入場)、サント・トメ教会(入場)、展望台(下車)、旧市街散策

トレドのサント・トメ教会所蔵エル・グレコ作「オルガス伯爵の埋葬」は世界古典派3大絵画の1枚です。

トレドにて昼食後、専用車でマドリードへ。


スペインが世界に誇るプラド美術館

午後マドリード
半日観光

プラド美術館(入場)をはじめ、スペイン広場(下車)、王宮(外観)などを訪れます。

プラド美術館は、パリのルーブル美術館、ロンドンのナショナル・ギャラリーと並び世界3大美術館と称されます。
また、プラド美術館の所蔵するベラスケス作「女官たち」も世界古典派3大絵画の1枚です。

観光終了後ホテルへ。夕食はフリーです。





ビールやワインがすすむすすむ!(写真はイメージです)



《OPツアー》
タパス・ディナーで何種類ものタパスをお楽しみいただけます。(日本語アシスタント)








12月28日(水)コルドバへ向けて出発

スペイン高速列車AVE:翼を広げた鳥がシンボルマーク

    朝食後、スペインの高速列車AVEにてコルドバへ向かいます。
   AVEとは ”ALTA VELOCIDAD ESPAÑOLA(スペイン高速)” の略語で同時に   ”鳥類” という意味があります。鷹が飛ぶように速く走る!というスペイン国鉄の熱意が感じられます。スペインにしてはかなり時間厳守で運行しています。

コルドバ半日観光
観光箇所:メスキータ(入場)、旧市街と花の小径散策




コルドバ:メスキータ内




   世界遺産メスキータ:イスラム教徒キリスト教が共存するモスク(=カテドラル)はコルドバ観光のハイライト。

   現在約850本の大理石の円柱が2段式アーチを支えています。 

<はみだし情報>メスキータは2010年に2ユーロ記念コインスペインの世界遺産シリーズ第1弾の図案となりました。
ご帰国される頃にはお財布にお邪魔しているでしょうか?


たくさんの花の鉢が白壁を飾る美しい界隈。
 花の小径は自分のカメラに是非おさめたいショットですよね!
 奥に見えるのはメスキータ。
普段はゼラニウムが主流のコルドバの鉢植えですが、クリスマスバージョンのポインセチアの鉢植えもお目見えします。


コルドバにて昼食後、専用車でグラナダへ移動。
夕食はホテルにて。




12月29日(木)グラナダ観光

    グラナダはイベリア半島でイスラム教が支配した最後の王国です。まずは、世界遺産アルハンブラ宮殿を日本語ガイド付きで観光します。

    『赤い城』の意味を持つアルハンブラは、イベリア半島最後のイスラム王朝(ナスル朝)が残した宮殿です。細かな模様が天井を、壁を、隙間なく埋め尽くす様は圧倒的です。

観光箇所:アルハンブラ宮殿(入場)、旧市街パノラミック(車窓)、サン・クリストバル展望台(下車)

<はみだし情報>アルハンブラ宮殿は2011年に2ユーロ記念コインスペインの世界遺産シリーズ第2弾の図案となりました。

グラナダにて昼食
昼食後、専用車でセビリアへ。 
夕食はホテルにて。



セビリアのカテドラル
12月30日(金)
セビリア観光

午前セビリア半日観光
観光箇所:サンタ・クルス街(下車)、アルカサル(外観)、黄金の塔(車窓)、セビリア大学(旧王立タバコ工場)(車窓)、カテドラル(入場)
世界三大聖堂のひとつ、世界遺産セビリア大聖堂に入場。





観光終了後、再びAVEにてマドリードへ。
マドリードへの復路はビジネスクラス昼食つきです。

マドリードのホテル到着後は自由行動。オプショナル・ツアーもご用意いたしました。
夕食はフリーです。



《OPツアー》
世界の名門クラブ、レアル・マドリードのホームスタジアム、サンティアゴ・ベルナベウ・サッカー・スタジアムを探検!
7万5千人収容のスタジアム最上階からの一望や、試合観戦で訪れただけでは観ることの出来ない、ベンチ、トンネル、更衣室、トロフィー室等スタジアムの裏側も見学します。
見学の後にオフィシャルショップでお買い物も可能です。



やわらか~いハモンに赤ワインがよく合う(写真はイメージです)


《OPツアー》
 生ハムとイベリコ豚ディナー(日本語アシスタント)。イベリコ豚(黒豚)の生ハム(ハモン・イベリコ)とサーロインをご賞味いただきます。








12月31日(木) 帰国まで自由時間 

OPツアー:セゴビアの水道橋
ホテルにて朝食後は帰国のフライトまで自由時間、各自で空港にご移動いただきます。

夕方~夜のフライトで帰国の方はセゴビア観光も可能です。

《OPツアー》セゴビア半日観光
世界遺産セゴビア水道橋:ローマ時代の水道橋はスペイン最大のスケール。圧巻です!
Wディズニーの白雪姫の城のモデルにもなったアルカサルも見学いたします。

いかがでしたか?
これからもっと太陽が恋しくなる季節。
冬休みは年間300日が晴天のスペインで太陽と元気を充電しませんか?

        お申し込み、お問い合わせは
         JTB EUROPEの各支店まで!
           皆様のご参加をお待ちしております。
(マドリード支店 O)

2011年9月19日月曜日

温泉とオーロラ=アイスランド=

アイスランドは日本と同じ火山の国、日本と同じように温泉が楽しめます。
観光の目玉の一つ、ブルーラグーン。世界最大の露天温泉です。
(英語ホームページはこちら

 
ブルーラグーン入口







ヨーロッパの温泉と言われるところを訪ねて失望した人は多いはず。私もその一人です。なので、きっとブルーラグーンも温泉とは言え、日本とは違うものだろうから期待しないで臨みましたが、ところがどっこい!予想とはうらはらに、かなり温泉気分が味わえました!
 

ごつごつした溶岩に囲まれた道を
歩いていくと建物が見えてきます
 





 

レセプション
 

















まず、この硫黄臭!温泉に来た~!という気分を高めてくれます。やっぱり温泉はこうでなくっちゃ!ちなみにレイキャビク市内のホテルでも、水道のお湯は硫黄臭がします。ちょっと歯磨きにはむきませんが、これで顔を洗うと、なんだか肌がつるつるになるような気がします。




ブルーラグーンのお湯はぬるいよ、という警告は、経験者全員から聞いていました。確かにあれだけの大きさがあれば、あつあつというわけには行きませんが、温泉内のあちこちにあるお湯の噴出し口のそばは快適温度。人が密集している場所はだいたい噴出し口のそばです。広い温泉をあちこち探検して、誰もいない噴出し口を見つけましょう。



そして忘れてはいけないのが、泥パック。温泉のなかからちょっと顔を出した黒い箱を見つけたら、手を入れてみてください。やわらかい白い泥状のものが入っています。顔や身体にぬると、すべすべになりますよ。ただし塗りすぎに注意!(私です)目に入ってしまって、シャワーがあるところまで戻る羽目に陥りました。






適温で人のいないスポットでくつろいでいてもいいのですが、せっかく来たからには隅々まで見てみたいと思うのが人情。温泉の端にそって一周してみました。建物から遠いところは、人も少なく、ちょっと浅め、お湯もぬるめ。でも明かりが少ないので、ここでオーロラが見れたら最高!だったんですが、私が行った時は曇りで、オーロラが見える可能性はゼロでした。





ノーザンライトインのサロン

ブルーラグーンは、レイキャビックのケフラビク空港から20kmほど(車で20分程度)のところにあります。(レイキャビクの中心は、空港からブルーラグーンを通り過ぎ、さらに西に40kmほどのところにあります)空港からブルーラグーンまでは何もない荒野が続き、オーロラ観測には絶好の場所です。弊社グループツアーやパッケージツアーで利用するホテル、ノーザンライトイン(Northern Light Inn)はブルーラグーンのすぐそば。(ブルーラグーンとホテル間は、ホテルの無料シャトルバスがあります)ここに泊まれば、いながらにしてオーロラ観測ができます。周りには何もありませんが、ホテルにはレストランがあります。ブルーラグーンで温泉につかり、ホテルでおいしい料理を楽しみ、のんびりとオーロラの出現を待つ。そんな贅沢な一日、他では絶対体験できません!(ノーザンライトインのオーロラギャラリーはこちら)


アイスランドは北極圏のすぐ南に位置し、国土の北側の一部が北極圏内にかかっています。この国がオーロラ観測に向いている理由は、冬の寒さが厳しくないことです。火山の影響、そして暖流の影響で、冬の一番寒い時期でも、最低気温はマイナス3℃程度。ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの北極圏下の都市の2月の平均最低気温マイナス20℃と比べると、段違いに暖かいことがわかります。このマイルドな気候のおかげで、1年を通して露天温泉が楽しめるというわけです。



お風呂からあがったら、帰る前にぜひショップを覗いてみてください。ブルーラグーンブランドのスキンケア製品がずらっと並んでいます。バスソルト、シャンプー・リンスから、アンチ・エイジングクリームまで、フェイスケア・ボディケア製品が揃っています。お手軽価格ではありませんが、ショップはここの他に、レイキャビク市内に2軒と空港だけなので、ぜひ何かお試し下さい。気に入れば、オンラインでオーダーもできます。

いかがですか?他ではできないユニークな温泉体験、あなたも是非一度、試してみませんか?

弊社では、2011年12月26日~29日にアイスランドツアーを企画しています。グループツアーでお手軽にアイスランドを堪能できます。15名以上参加で添乗員同行!どうぞお早めにお申し込み下さい。

(ストックホルム支店 S)

2011年9月12日月曜日

エジプト アブシンベルの魅力

エジプト!
・・・と聞いてまず思い浮かぶのはどんなイメージでしょうか。
やはりピラミッドやスフィンクスのある首都カイロや王家の谷のあるルクソールなど大都市ではないでしょうか。

毎年恒例になってまいりました、JTBヨーロッパ年末のグループツアー(※)ではカイロやルクソールだけでなく、ナイル川に沿ってもっともっと南のアスワンやアブシンベルといった砂漠に囲まれたヌビア地方も訪れます。
大都市とは違ってヌビア地方の都市はのんびり。
気温はもちろんカイロなどより暖かく(暑く?)雨もほとんど降りません。

アブシンベルの風景








アスワンとアブシンベルを同じヌビア地方としてくくっていますが・・・








この都市間は約280km、バスで4時間ほど離れており2011年末の弊社ツアーではアスワンから砂漠の中の道を通って南へ向かいアブシンベルを訪れる予定です。

砂漠の中の道をバスで・・・
途中、蜃気楼も見えますよ




















大神殿を裏からぐるっと周って・・・
(目の前はナセル湖)


アブシンベルには世界遺産の大神殿、小神殿があります。
アスワンにあるアスワンハイダム建設時に水没の危機にさらされ元の位置から現在の位置に移動されたというこの神殿、まずはその大きさに驚いてしまうと思います。

この神殿を移動したとは・・・




もうすぐ正面からの姿が・・・
(奥は小神殿)










 
見えました!
(神殿上に警備員がいます、見えますか?)


















大神殿を背に夕暮れ時のナセル湖




今から3000年以上も前のその昔、ラムセス2世と彼が愛したネフェルタリ王妃の物語が見られるのはここで行われる音と光のショーにて。
真っ暗闇の中、空には星が輝き、神殿の岩山には美しい映像が映し出され
ここでしか味わえないスケールの大きなショーです。
2011年末のツアーではオプショナルツアーとしてご用意しております。
ツアーにご参加の際には是非ご利用下さいね。





  

音と光のショーに出かける頃、利用ホテルの中庭からの風景





もうすぐ日の出・・・
何とも美しいナセル湖の光景です


弊社のツアーでは、早起き特典、アブシンベル神殿にて日の出を見る企画もあります。早起きしてよかった、と思える壮大な日の出が見えるに違いありません。













(※)追記 2011年11月2日
エジプトツアーは現在の治安状況を鑑みて、十分な安全対策を講じた上でエジプトの魅力を満喫して頂くことが難しいと 判断し、残念ながら中止を決定いたしました。


(フィンランド/ヘルシンキ支店)

2011年9月5日月曜日

ロバニエミ 冬の楽しみ

フィンランド北部、ラップランド地方の中心地、ロバニエミはサンタのいる町として有名です。JTBヨーロッパでは、毎年クリスマスにロバニエミツアーを行っています。(2010年のツアーの記事はこちらをご覧下さい) 

今年も12月23日~26日の日程でツアーを企画しました!サンタクロースとオーロラのクリスマスはいかがですか?
サンタさんと記念撮影。
2010年のツアーより。サンタのホテル訪問。


でも、ロバニエミの楽しみは、オーロラだけではありません。スノーモービルや犬ゾリ、となかいゾリなどのウィンターアクティビティも魅力のひとつです。

今回は、スノーモービルサファリをご紹介します!


ロバニエミでウィンターエクスカーションを手配しているラップランドサファリ社ロバニエミ支店入口。
 
ラップランドサファリ 入り口

 
受付を済ませたらサファリ用の防寒服に着替えます。
オーバーと荷物を置いて、


スノーブーツに履き替え、

手袋や帽子、そしてスノーモービルサファリに
参加する人はヘルメットを受け取って、

オーバーオールを着て・・・


完成。室内にいられないぐらいほかほかです。

ラップランドサファリのすぐそばにあるスノーモービル駐車場で簡単なインストラクションを受けます。
インストラクターは青のつなぎを着ています。
え?それだけ?と不安になるほど簡単な説明。

そしていざ出発!Go!Go!Go!
2人1組で1台。運転は途中で交替。

凍った川の上を疾走し、森の中へ。


子供たちは、インストラクターの引くソリに乗ります。 

休憩時に子供の様子を見にいくお父さんとお母さん




帰りは、風を切って疾走!川の上では、一段とスピードが増します。



どんなに厳重に着込んでいても、顔・手・足は凍えますが、ヤミツキになりそうな爽快感でした。 

夕焼けの中を疾走中!

日が暮れても雪明りで真っ暗にはなりません

いかがですか?オーロラハンティングサファリでは、夜のスノーモービルドライブが楽しめます。天気が良ければ、オーロラの中のドライブ!曇っていても、夜のドライブと森の中でのコーヒーブレイクはきっと忘れられない思い出になるでしょう!

ラップランドサファリのウィンターアクティビティのリストはこちら。スノーモービルサファリは、ほとんどのツアーに含まれています。ご予約はJTBヨーロッパまでどうぞ。手数料はかかりません。アクティビティだけでなく、航空券・宿泊など、ロバニエミへの旅行の手配は、JTBヨーロッパにお任せ下さい!

12月23日(金)~26日(月)のツアーでは、クリスマスイブにサンタクロースがホテルに来て、子供たちにプレゼントを手渡してくれ、クリスマスの夜には、モイモイ号オーロラバスツアーでオーロラハンティングに出かけます。どちらもこのツアーならではのスペシャル!(通常のモイモイ号は12月24日~26日は、休止となっています)
毎年人気のこのツアー、どうぞお早めにお申し込み下さい!(詳細はこちら)

(ストックホルム支店 S)