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2011年10月10日月曜日

パリ文化遺産の日

町を歩いているだけで楽しく、カフェ、ショッピング、美術館等 いつでも遊ぶ場所にに困らないパリですが、毎年9月の第3週目の週末には普段見れない特別公開の場所が見れる文化遺産の日がある事をご存知でしょうか?
これは、フランス全土で行われるので、どこか珍しい所のご見学を決めてフランスご旅行の予定を立てては如何でしょうか?
まずは下記のサイトから行きたい場所を選びます。
http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/

地図に沢山の見学先が記載されているため、迷ってしまいますが、美術館なんかの見学先もほぼ全て無料、でも何より普段一般公開されていないものが見れるのがこの日の楽しみです。
一番の人気は何といっても、大統領官邸のELYSE宮、毎年この日は4-5時間待ちで人が並びます。
他にも、国会議事堂のASSEMBLE NATIONALやパリの市役所なんかも人気です。

私は長く待つのは苦手なので、今年は中世の上水道と、法務省、外務省に言って参りました。

Regard de la Lanterne(1583-1613年作成)と呼ばれる水源地は 以外に起伏のあるパリ市内の高い所にある所から 以前はセイヌ川周辺に沢山集まっていた住人に水を送る水道です。
地下にある井戸みたいな所に、自然石や、砂で濾過された水を集めて石の水道を作って流して
いたようです。
水源地は大切な場所なので、写真の様な釣鐘式の綺麗な建物を建てて、大切にしていたそうです。
中に入ると、今は水が少なくなってちょろちょろとしか 流れていないのですが、ちょっと神秘的な場所です。
ただ、説明はフランス語だけなのと、ちょっとマイナーな場所ですよね。

折角 フランスに来たのだから、もっとフランス的な建物をという方には、各省舎の見学をお勧めします。
待ち時間は場所によって違いますが、大体15分から1時間くらいで入れます。
庁舎なんて何で?を思われる方も多いと思いますが、ほとんどの省舎が昔のお城や館をを改造して、オフィスに利用しているため、その建物の中を見る価値は十分あるのです。
法務省舎は普段仕事に使っている電話なんかがそのまま置いてあって、こんな豪華なところで仕事をしているの??って普段ゴチャゴチャしているオフィスしか知らない、私にはびっくりです。

法律の本が沢山あって、いかにも法務省って感じですよね。

外務省のほとんどのスタッフは普段他のところで業務をこなしているのですが、この建物は、外国からのお客様がいらっしゃった時にここで食事をしたり、会議をしたりする日本で言う迎賓館の様な場所です。

この建物は以前はお城だったとか、大変豪華な飾りつけが各部屋にあって、もしかしたらベルサイユ宮殿よりも豪華かもしれません。
こんなピカピカなトイレもあります。

と、ちょっと先の話ですが、是非来年の9月の第3週にフランスにいらっしゃり、他の人が見た事の無い、パリの建物をご見学されては如何でしょうか?




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