2011年7月25日月曜日

☆スペイン食べ歩き☆


今回は、普段の夏に比べると涼しくて
かなりすごしやすいバルセロナからです!


本日の話題はスペイン料理です。
日本でも以前に比べるとかなり一般的になってきたスペイン料理ですが、
生ハムやトルティージャなどワインやビールと一緒につまむ気軽な
お料理タパスから、パンの上に色々な具材を乗せたピンチョス、
スペイン料理代表のパエージャや、世界的に有名なスターシェフの
レストランで食べる創作料理など、食事にかける時間やご予算によってさまざまな
食の楽しみ方ができるのがスペインです。





基本的に普段着のスペイン料理は、どちらかといえば、がっつりお肉ならお肉、
野菜なら野菜を焼いたり煮たりと、素材のよさを活かしたわかりやすいお料理が多めですが、
その一方ミシュランの☆がつくようなレストランでは、いろんな素材が
泡やら粉やらに分解された斬新な姿にかわって出てきたり、
昔ながらの伝統的な料理がとても洗練されたおしゃれな盛り付けでサーブされたりと、
次はどんなお料理がどんな形で出てくるのかしら??とわくわくできるのが
モダンスパニッシュ料理の醍醐味です。

盛り付けもアートを感じるミシュランの☆を誇るレストランのお料理


その他にも、パエリアもその1つですが、和食のお出汁をちょっと思い出さないでもない、
魚介のスープで煮込んだお米料理など、日本人の口にもあう味わい深いお料理が
いろいろあります。
伊勢えびのおじや


パスタのパエリア フィデワ



食材の面では、もともと山海の幸両方に恵まれたスペインのこと。
シーフードもお肉もお野菜も新鮮なものにことかかないので、
どれもおいしいのは当然のことながら、
バレンシアではうなぎを食べたり、ガリシア名物亀の手ペルセベスや
なまこの筋肉?エスパルデーニャなど、珍味ともいえるバラエティあふれる食材を試せるのも
楽しい限りです。
市場に並ぶ新鮮な食材
うなぎのフライ
海と山の出会い お肉の上のエスパルデーニャ
お肉料理もおいしいです


バルセロナ以外の地方に旅行にいくと、
メニューの名前を見ただけではよくわからない地方ごとに異なる
お料理をいろいろ発見できるのも興味深く、
もちろん食事と一緒に楽しむご当地ワインの数々や、
食後のお楽しみ、スィーツも見逃せません。


食事時間、素材、数え切れないほどある人気のバルやレストランなど、
いろんな意味で幅の広いスペイン料理、
長らくスペインに住んでいてもスペイン料理に対する探究心はますます募るばかりです。

サンセバスチャンではピンチョスのバルをはしご


魚介好きにはたまらないガリシアのお料理

パエリア発祥の地で食べるパエリア












バルセロナやマドリードなどの大都市では、いながらにして
いろいろなお料理を楽しめるのはもちろんですが、
そこから少 し足を伸ばして、スペインのお米どころバレンシアや、
バルめぐりの楽しいサンセバスチャンなどのバスク地方へ。
はたまたシー フード天国ガリシア地方など、
観光だけではなく、おなかをとってもすかせて、
各地のおいしいものとの出会いを探すスペイン食 べ歩き旅行も
ぜひお勧めです!!



2011年7月18日月曜日

“アムステルダムから一歩先”のオランダを楽しんでみませんか?

アムステルダムよりこんにちわ。
前回は春が来た!というお題でしたが、この夏、アムステルダムはなかなか暑くなりません。
気温が20度を超える日が少ないのです。
いつもなら通りに張り出して賑わいを見せるカフェも今年は心なしが、寂し気です。
それでもちょっとでもお日様が顔を出すと、みなこぞって通りに座し、ビールのグラスを片手につかの間の太陽の恵みを楽しみます。
 
今日はオランダは初めてではないけど、アムステルダム以外どこがお勧め?というお話です。
 
アムステルダム中央駅から列車で30分ほど北に行ったところにホールン(Hoorn)という街があります。17世紀、オランダ東インド会社全盛の頃に栄えた港町です。
このホールンからさらに北へ上がったアイゼル湖畔の町メーデムブルックまで、SL(蒸気機関車)が走っています。
このSLの発着する駅舎は、NS(オランダ鉄道)のそれとは違い、駅前広場のコンコースの端っこにあります。
駅舎からして情緒に満ち、木製の扉を押して入るとそこはもうタイムトリップをしたような感覚です。
 
Steam train 1
 
駅舎をそのまま通り抜けるとその向こうにSLの軌道、そして車庫があり、また、ノスタルジーに溢れた客車が並んでいます。
SLの発車は11時。発車15分ぐらい前になると駅員さんが車両に案内してくれます。
整備技師は発車の遥か前よりSL(起動車)の整備に余念がありません。
乗客もSLの車庫にまで入って、整備途中のSLの写真を撮ったり、触ったり・・・、中には整備技師にいろいろと説明を受けている人もいます。
 
 


 
客車の数はその日の乗客の数によりますが、11名以上だと客車を予約する事ができます。
ただし、個人のお客さんが多い場合は、その場で客車を連結、乗客の誰もが座れるようになっていますのでご安心を!
 
 


11時。いよいよ発車の時間です。
♪シュッシュッ!ポッポ!シュッシュッ!ポッポ!♪
子供の頃に歌った歌詩通りに音を出し、汽笛を鳴らしながら力強く走り出します。
普段は使わない軌道を走るので踏み切りに差し掛かると一旦停車。
手で踏み切りを下げ、SLはゆっくりと踏み切りを通り過ぎます。
牧歌的なオランダらしい風景の中をSLは進みます。
民家の軒先すれすれのところを通り過ぎ、羊や牛が草を食む牧場を横に見て走ります。
アイゼル湖畔のメーデムブルックまでは1時間10分ほどの汽車の旅です。
 
 
Steam train 5
 
 

 



 
このSLの運行、運営はその殆どがボランティアの人々の手に支えられています。
車中ではコーヒーやジュースなどのドリンクやちょっとしたスナック、さらには絵葉書や簡単なガイドブックなどのお土産品の車内販売もあります。
 
SLはメーデムブルックで2時間ほど停車。折り返しでホールンに戻ります。
 
そして、今回の旅は、ここからさらに小堤防の袂にエンクハイゼン(Enkhuizen)まで蒸気船に乗ります。
船はアイゼル湖畔に副うように南下、かつては日本の長崎への帆船が出航していったという歴史を持つ港町、エンクハイゼンへ向かいます。
この船旅も所要時間は凡そ1時間ちょっと。船内ではコーヒー、コーラなどの飲物の他、オランダ名物のクロケットも食べられます。
(船の2階部分がレストランエリアになっていてそこで飲物やクロケットなどのスナックも買う事ができます)
 
 
 
やがて、かつては賑わいを見せたであろう港町の佇まいが近づいてくるとエンクハイゼン。
船はエンクハイゼンの港に入る前にザウダーぜー博物館前に停船。
(ここでは、旧オランダ東インド会社の倉庫やこの地方漁船や教会、民家などが見られます。)
ここで下船して、博物館を見学後、徒歩でエンクハイゼンの駅まで行く事も可能です。
 
 
 
 
ザウダーゼー博物館を出航するとものの5分でエンクハイゼンに到着。
オランダ鉄道(NS)の駅は下船桟橋のすぐ前にあります。
(エンクハイゼンからアムステルダム中央駅までは列車で40分ちょっと)
 
ホールンからメーデムブルックまでのSL、さらにメーデムブルックからエンクハイゼンまでの蒸気船。
アムステルダムからは三角形で巡る事ができます。
 
SL、蒸気船のチケットはホールン、或いはメーデムブルックのSL駅の駅頭で買う事ができます。
 
SL、蒸気船については以下のサイトから・・・。
日本語で簡単な案内、運行スケジュールがご確認いただけます
 
 
その他にもアムステルダムから気軽に足を伸ばせるザーンセ・スカンス、ライデン、ユトレヒト・・・・・。
いずれも列車、バスなど公共交通機関で気軽に出掛けられます。
 
“アムステルダムから一歩先”のオランダを楽しんでみませんか?

2011年7月11日月曜日

ムーミン谷博物館

フィンランドと言えばムーミン、ですよね?
フィンランドを旅行される方々の中にもやはり
「ムーミンに会いたい」
「ムーミングッズを手に入れたい」
と言う方が多いのではないでしょうか。

ムーミンに会うのならば、フィンランド西部、Turku(トゥルク)付近、Naantali(ナーンタリ)にあるムーミンワールドがお勧めです。ここは小さな島が丸ごとムーミンの世界になっているテーマパークで、ムーミンのキャラクターたちと写真を撮ったり、キャラクターのショーを見たり、自らムーミン谷の住人になったような気分で遊べます。

そして、もう1箇所。ヘルシンキから列車で約2時間、Tampere(タンペレ)にあるのはムーミン谷博物館でもムーミンの世界に触れることができます。今回はこの博物館を少しだけご紹介します。



市の図書館に併設しており、少々入り口が分かりづらいですが、図書館建物の1階にあります。
入り口付近には、いました・・・ムーミン!



館内にはムーミンの原作者、トーベ・ヤンソンの直筆スケッチが多々あり、普段目にするムーミンキャラクターたちとはひと味違った、素朴な姿が見られます。


チケット売り場前の展示

チケット売り場にも、様々なポストカードが販売されています。他ではあまり見たことのないカードが多く、ムーミン好きな方だったらやはりここに来るだけの価値ははあるでしょう。
チケット売り場を過ぎて、入り口前・・・


ママ!

ムーミ!(フィンランド語ではMuumiです)

ムーミンは少々疲れ気味でしょうか・・・↑
残念ながら、ここから先館内は撮影禁止。なので、パンフレットの一部を撮影しました。直筆スケッチや画像などに加え、物語の中の名シーンを再現したミニチュアやムーミンハウスなどかわいらしいムーミンの世界が広がっています。

ムーミンハウス(パンフレットを撮影)
日本語パンフレット

博物館自体はそれほど大きくなく小ぢんまりとしていますが、しっとりとムーミンの世界に浸れる雰囲気です。博物館横にはムーミンショップもあります。

ショップ入り口
機会があればぜひ足をお運び下さいね。

ムーミン谷博物館
Hameenpuisto 20(aには点々がつきます)
Tampere
tel +358-3-56566578
fax +358-3-56566567
入場料・開館時間については常に変更があるためウェブページをご覧下さい。
www.tampere.fi/muumi


・・・おまけです。

Tampereには「フィンランドで一番おいしい」と言われるドーナツがあります。丘を上がった先にあるPyynikin nakotorni(ピューニキン ナコトルニ aには点々がつきます)という展望台の下のカフェ、ここで味わうことができます。

展望台

フィンランドによくある、砂糖をまぶしたドーナツ。



見た目は普通と思ったら・・・ふっわふわ!
Tampereは歩いて周れるくらいの大きさですのでお散歩がてら展望台まで行き、カフェで休憩するのも良さそうですね。

※詳細・列車チケット等ご希望の方はJTB Finlandまでお問い合わせ下さい。

(ヘルシンキ支店)

2011年7月4日月曜日

スウェーデンの夏至祭


メイポール


 スウェーデンで夏至祭といえば、1年中で一番大きなお祭りと言えるでしょう。
毎年、6月の夏至に最も近い金曜日は夏至祭前夜、そして土曜日は夏至祭と決まっています。
スウェーデンの人々がこの夏至祭を祝うのは、前夜である金曜日です。


伝統的な夏至祭の祝い方を紹介しましょう。
白樺の葉と季節の野花で飾られたマイストング(英:メイポール)と呼ばれる柱を原っぱの真ん中に立て、周りでダンスをし、食事をし、夜遅くまで1年中で最も日の長いこの季節だけの白夜を楽しみます。




人々がメイポールの周りに集まります。

ダンスは子供から年寄りまで楽しめる単純で、ユニークなものが多く、バイオリンやスウェーデン特有の民族楽器ニッケルハルパの演奏に合わせます。 
出身の地方によって異なる伝統衣装を身につける人や、手作りの花の冠をつける女性の姿も多く見られます。
食事は、ニシンの酢付けにディルと一緒に茹でた新ジャガイモ、葉ネギのみじん切りにサワークリームが欠かせません。




  
ニシンの酢漬けは欠かせません。

さて、このお祭りは誰がどこで集まって行うのでしょうか。
地域の広場には10mほどの高さの夏至柱が立てられます。自宅の庭に自家製の1、2m程の夏至柱を立てる家もあります。
家族、親戚、友人同士、地域の人々がそれぞれ集まり、この日を共に祝うのです。
スウェーデン人は、サマーハウスで夏を過ごす人も多く、夏至祭はサマーハウスやサマーハウスの集まる地域で祝うのも一般的です。
スウェーデンで夏至祭を最も盛大に祝うのが、スウェーデン中部に位置するダーラナ地方です。レクサンド、テルベリ、ムーラ等が夏至祭で有名な市です。
普段は静かなこの小さな市も、この時期はスウェーデン国内からのみでなく、海外からの観光客も多く、数少ないホテルが混み合います。
サマーハウスを借りたり、キャンピング場にキャンピングカーを止めて泊まったり、テントを張る人もいます。
ストックホルム市内では、野外博物館スカンセンで、この伝統的な行事を楽しむことができます。
  
     
伝統衣装を身につけた男女がダンスを始めます。

 










夏至祭の天気は・・・?

このように白夜を楽しむ日が決まっていると、気になるのは天気です。
1ヶ月、2ヶ月も前から、夏至祭前夜の天気がニュースになります。
そして数日前からは、時間刻みで地方ごとの当日の天気予報がニュースになっていました。
この時期のスウェーデンは、気温は20度前後にはなるものの、天候が変わりやすいのです。
今年はストックホルムは晴れのち曇り、ストックホルム以外の多くの都市では雨が降ったそうです。
雨が降ってもこの行事は延期にはなりません。レインコートや長靴、傘を差してもお祭りは続けられます。

スウェーデンには、「悪い天気というものはない、悪いのは天気に合っていない服なのだ。」という言い回しがありますが、スウェーデンの夏至祭は、そのとおりですね。