自己紹介

ロンドン・パリ・アムステルダム・フランクフルト・ローマ・バルセロナ・マドリード・モスクワ・ヘルシンキ・オスロ・ストックホルム・コペンハーゲン・プラハ・ブダペスト在住の私たちが、 新鮮な旅行情報を交代でお知らせします!

2011年2月8日火曜日

パラッツォ・ファルネーゼ特別公開

今週は、早くも日差しが春めいて青空の広がるローマから、パラッツォ・ファルネーゼの話題をお送りします。
PALAZZO FARNESE(ファルネーゼ宮)は、観光スポットとしても有名なカンポ・ディ・フィオーリのすぐ側にある盛期ルネッサンスの建築物です。後にローマ教皇パウルス3世となったアレッサンドロ・ファルネーゼの命で建てられ、3階部分のコーニスと中庭のデザインをミケランジェロが手がけたことでも知られています。現在はイタリアにおけるフランス大使館として利用されており、普段は一般公開されていないのですが、昨年12月から今年の427日まで建物の内部とファルネーゼ家のコレクションなどが特別公開されています。

入り口はパラッツォ裏手のGiulia通り。私が行った2月最後の日曜日は、予約なしの列に並び15分ほどで入館することができましたが、入場制限があるため、スケジュールがタイトな方は予約をお勧めします(混雑状況は日にちと時間により異なります)。



残念ながら館内の写真撮影は一切禁止されているため、内部の様子をお見せできないのですが、必見はLA GALLERIA DEI CARRACCI の天井画と、普段はフランス大使のオフィスとして利用されているSALA DEI FASTI FARNESIANI。音楽会に使用されていたというLA GALLERIA DEI CARRACCIは足を踏み入れた後、ぽか~んと口を開けたまま見上げ続けてしましそうな程圧巻、SALA DEI FASTI FARNESIANIは四方の壁一面に描かれた絵と現在利用されている現代家具が混在しているところが不思議な雰囲気をかもし出していました。ちなみにこの大使のオフィスは土日のみの公開となるため、こちらをご覧になりたい方はご注意ください。
 

普段は足を踏み入れることができない館内と貴重なルネッサンス期のコレクションを観ることができるパラッツォ・ファルネーゼ、427日まで公開されているので、この期間にローマ旅行を計画されている方は、ちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
そして見学のあと、カンポ・ディ・フィオーリ界隈のカフェでちょっと一休みというのも、お勧めです。


PALAZZO FARNESE
ADDRESS:VIA GIULIA 186 ROME
開館時間
月・水:9.0019.00  木~日:9.0021.00  火曜休館


予約
Tel:06.32810 (月~金:9.00-18.00  土:9.00-13.00)

入場料
平日:12ユーロ  土・日:15ユー
ロ 予約手数料:1.50ユーロ

0 件のコメント:

コメントを投稿